今日の風、なに色?―全盲で生まれたわが子が「天才少年ピアニスト」と呼ばれるまで
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今日の風、なに色?―全盲で生まれたわが子が「天才少年ピアニスト」と呼ばれるまで
今日の風、なに色?―全盲で生まれたわが子が「天才少年ピアニスト」と呼ばれるまで/¥ 1,575
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最新のカスタマーレビュー
生き方を問われる本です!
全盲で生まれた天才少年ピアニスト、辻井伸行くん。彼の母親辻井いつこさんが、伸行くんを産んでからピアニストとして第一歩を踏み出すまでの様々な出来事や、心の葛藤について書いたのがこの本です。 タイトルの「今日の風、なに色?」というのは、実際に伸行くんが母親にたずねた言葉です。この言葉からも、彼が大変感受性が強く、何にも汚されることのない美しい精神をもっていることがわかります。それはきっと、神様が視力のかわりに与えてくださった、彼だけの賜なのでしょう。そう感じる所は随所にありました。伸行くんがまだ生後八ヶ月の時、ショパンの「英雄ポロネーズ」に喜んで足をバタバタさせる。しかも演奏者がスタニスラフ・ブーニンの時だけで、違う奏者のものでは不機嫌になる。つまり音を聞き分けていたのです。ピアノタッチの違いなどがわかるというだけでなく、自分はこっちの音がいい、こっちが好きなんだと明確に意思表示をしている、その感性たるや神がかり的なものだと思わずにいられませんでした。 この本は、天才の片鱗を見逃さず大事に育んでいこうとした母親との二人三脚ぶりが描かれています。もちろん、ピアノやバイオリンの先生といった音楽のプロ達が、彼をより高みに引き上げようとしたその助力も大きいのでしょう。しかし、一番考え、一番行動したのは母いつ子さんでした。全盲の子を授かり、本当にこの子は生まれてきてよかったと思う日が来るのだろうか、と悩んだそうです。その悩みが大きかっただけに、伸行くんの音楽の才を彼が彼らしく輝いて生きるための、いわば人生の白い杖にしてやろうと、頑張れたのだと思います。 はたして自分の子供は、この世に生まれてきてよかったと思えるだろうか?また自分もそう思えるだろうか?読者の生き方が問われる本なのかもしれません。
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